私は元:生命保険会社の社員です。
生命保険って安くはありませんよね。数十年もの間、毎月数万円を払い続けるとしたら、住宅に次いで
「人生で2番目の大きな買い物」ですからね。だから多くの人が
・毎月の掛け金を減らせないかなぁ
・生命保険を見直そうかなぁ
と考えるのは当たり前です。あなたも同じでは?
でも生命保険って、よくわからない。他のプランとどちらがいいのか、どう比較していいのかわからない。そんなあなたのために、元:社員の私が
生命保険業界のウラ事情も踏まえて、「生命保険を見直しするときのポイント」を伝授しちゃいます。専門用語をできるだけ使わずに、わかりやすく説明しますね。
掛け金(保険料)は安くできます!
生命保険を見直しするキッカケ。一番は「家計のやりくりが苦しいから」でしょう。安心してください。
掛け金を安く済ませる方法はいくつもありますから。
これから順を追って説明しますね。
「生命保険は種類が多くて、どれがいいのかわからない。」
そんな声をよく聞きますが、ココに大~きな『勘違い』があります。
ポイントその1:比べることに意味はありません!!
今はD生命の「堂☆人生」に加入しているけど、CMを見るとN生命の「みらいのカ☆チ」も良さそうな気がするなぁ~
こういう比較の仕方がそもそも間違いだ、と気がついていない人が沢山いらっしゃいます。
テレビCMを流しているような商品は『鍋物セット』だと考えてください。
スーパーでも、コンビニでも『鍋物セット』を売っていますよね。
・Aセットは(鶏肉+ホタテ+白菜+シイタケ)
・Bセットは(豚肉+白身魚+白菜+エノキダケ)
みたいなパック商品。あれと生命保険はよく似ています。
ほとんどの生命保険商品って、実は『材料』を組み合わせて出来ています。
【積み立て部分】=肉類
【掛け捨て部分】=魚介類
【医療、がん、女性疾病など】=野菜類
「医療保険」=シイタケ、「がん保険」=白菜、「女性疾病保障」=エノキと例えてみます。
Aセットは、メインが魚類で、肉が少々、そこに白菜とエノキがついています。
Bセットは、メインが肉類で、魚が少々、そこに白菜とシイタケがついています。
見直しの柱とすべき考え方は
ここであなたにお尋ねします。
もしあなたが自由に鍋物の組み合わせを決められるなら、どの食材を選びますか?
・肉はたくさん食べたいけど、シイタケは苦手だからな
・ホタテの代わりにトウフがたくさん欲しいな
・安いほうがいいから、肉魚は少しで野菜を多くしたいな
人それぞれ、価値観が違いますよね。フトコロ事情も違いますよね。お店側が決めたセットよりも
「自分好みのセット」「予算にあわせたセット」にしたくありませんか?
生命保険の見直しで最初にすべきなのは、市販のAセットとBセットを比べるのではなく、
『あなたがほしいもの』 を
『あなたの予算』 にあわせて
『あなたが納得できる生命保険』 を考えてみること、ではないでしょうか。